「五千尺」は
上高地の標高1,500mに由来
上高地バスターミナルから数分歩くと、清流・梓川にかかる河童橋と穂高連峰の雄姿が視界に飛び込んでくる。テレビや雑誌で必ず目にする上高地を代表する風景だ。河童橋のたもとにあるのが五千尺ホテル上高地。五千尺の名は上高地の標高1,500mに由来する。ダークブラウンの重厚な造りが、雄大な景色と共に出迎えてくれる。
玄関前には「上高地コンシェルジュ」の腕章を付けたスタッフがいて、観光や散策ルートをはじめ、様々な情報を提供してくれる。宿泊客だけでなく上高地を訪れた全ての人の相談に応じてくれるのが心強い。
五千尺ホテル上高地は大正7(1918)年、旅舎五千尺として始まった。その頃から根底にあるのは、食によるおもてなし。こだわりの料理を抜群の眺望の中で味わってもらう。上高地と共に歩んで100余年。守り育ててきた上質な「五千尺らしさ」は、玄関ロビーに足を踏み入れた瞬間から、訪れた人の心をつかんで離さない。
伝統を受け継ぐ最良のおもてなし
気鋭の水墨画家・立川瑛一朗氏が、河童橋から望む穂高の峰々を描いた「kamikochi」が、静かな感動と迫力をもたらす2階のメインダイニングGRAND。職人の手でひとつひとつ丁寧に作られた伝統工芸品・松本民芸家具がしつらえてある。こちらで提供される食事は、選び抜かれて調達された旬の食材を使い、フランス料理をベースにした五千尺ホテル上高地ならではの味わい。豊富種類を誇るワインも、食事には欠かせない。朝食に登場する豚汁は、創業当時から受け継がれた心温まる逸品だ。
「五千尺流」表現に抜かりなし
「伝統が育んだ風格を醸し出しつつも、お客様に寄り添う姿勢は飾らない。五千尺らしさはそこにある。お客様には上質な時間を心ゆくまで過ごしてもらいたい」と話す支配人・丸山政幸さん。細やかなところまでセンスの良さを感じられる「五千尺流」の表現に抜かりはない。シックで洗練された雰囲気のスタッフ制服は、黒色で統一したスタンドカラーのジャケットとシャツ。客室のアメニティは、北アルプスの天然水を源にしたナチュラル化粧品ブランド「ラ・カスタ」を採用した。
「今までのホテルの概念にとらわれず、この素晴らしい自然の中にある山岳リゾートで、お客様にご満足いただける料理とサービスを提供したい」と丸山さん。伝統に裏打ちされた「五千尺スタンダード」に惹かれて、今日も多くの人が足を運ぶ。。
五千尺ホテル上高地の施設情報
INFORMATION
- 宿 泊
- 客室数/28室
チェックイン/ 15:00
チェックアウト/11:00
宿泊料金/29,700円~(大人1名1泊2食付き・税サ込)
- 食 事
- 五千尺キッチン ランチ/11:00~15:00 *季節により時間延長あり
- 喫 茶
- スイーツカフェ&バーLOUNGE/10:00~16:00
- 売店・お土産
- 上高地のおみやげや/8:00~17:00 *季節により時間変更あり
- 外来入浴
- 不可
- その他
- お問い合わせ
- 〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
TEL 0800‐800‐5125(※フリーダイヤル)
FAX 0263-95-2116
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