Kamikochi STAY

上高地に泊まる

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山のひだや

訪れる人の心のひだに印象深く刻まれる「温かみと優しさ」

ルーツは登山案内所「ひだや旅館」

明神池の畔、梓川右岸遊歩道からちょっと奥まった所、生い茂る木々には野鳥がたくさん集まってくる。
朝4時半頃になると鳥たちがさえずり始める。その鳴き声で目が覚めるような、とても静かで自然あふれる環境の中に「山のひだや」はある。ときにはオコジョに出会うことも…。
もともと明治35年(1902)より松本駅前にて「ひだや旅館」を営んでいたが、登山案内所という看板を掲げていて、山との繋がりもあったことから、昭和28年(1953)上高地の現地に移転し「山のひだや」として営業を開始した。

山のひだやのイメージ

かまどで炊いたお焦げのあるご飯が人気。

「全国各地からせっかく長野県にお越しいただいたのだから、お食事は旬の野菜や山菜など地元の食材にこだわってお作りしています。」
5年ほど前に先代から引き継いだご主人と一緒に宿の切り盛りをしているという女将の中谷友香さん。

お客様は、静かな環境を好むご年配の方々が多いが、最近は20~30代の若い人たちも増えてきたという。なかでも好評なのが、かまどで炊いたご飯。お焦げがとても美味しいと評判だ。
「宿は自家発電のため夜9時には消灯となります。本当に静かな夜ですね。」
世間では不便なことも、ここにいるとごく普通のことに思えてくる。

くつろぎのカフェは、おじいさん由来のオシャレなネーミング

先々代のおじいさんが「どっこいしょのおじいちゃん」と親しんで呼ばれていたことから、いろり食堂「どっこいしょ」を宿の一角で長年営業していたが、パティシエールでもある娘さんが宿泊のお客様にお出ししていたデザートが大好評だったので、平成27年(2015)上高地明神池畔珈琲処としてリニューアルオープン。
その名も「カフェ・ド・コイショ(Café do Koisho)」

愛着ある〝どっこいしょ〟の名をおしゃれに受け継いだ。店内に吊るされたオイルランプやオイルランタンの優しい灯りが幻想的で、落ち着いたくつろぎの空間を演出している。オリジナルブレンドの焙煎ドリップコーヒーや、パティシエールの日替わりスイーツなどが人気のメニューだ。
そんな家族経営の素朴な宿ではあるが、随所に感じられる温かみと優しさが、訪れる人の心のひだに印象深く刻まれるような素敵な宿である。

山のひだやの施設情報

INFORMATION

宿 泊
客室数/9室(和室9室)
チェックイン/15:00
チェックアウト/ 8:30
宿泊料金/14,300円~(大人1名1泊2食付き・税サ込)
食 事
4月25日〜11月上旬
カフェ・ド・コイショ/9:00~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日 水・木曜日
喫 茶
4月25日〜11月初旬
カフェ・ド・コイショ/9:00~15:00(ラストオーダー14:30)
定休日 水・木曜日
売店・お土産
4月25日〜11月初旬
カフェ・ド・コイショ/9:00~15:00
定休日 水・木曜日
外来入浴
不可
山のひだやのイメージ画像
お問い合わせ
〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
TEL 0263-95-2211(※冬期 0263-95-2211)
FAX 0263-34-4605
ホームページ
https://yamano-hidaya.com
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